2012-09-01から1ヶ月間の記事一覧

dichten und denken

なんだかほんと、ハイデガーの用いることばってすごく詩的。 たくさんの意味連関すべてを鳴り響かせるようにして、決して語りつくすことのできない >> Sein ハイデガーの挑戦したこと。 詩において、世界と大地が生き生きとしたダイナミズムを繰り広げるとし…

安らう

ブルックナーの交響曲を形容するのに、ゴシック建築だとか、ブロックを積み上げてゆくようだとか、植物的だとか、いろいろあるけども、要するに、「そこに安らってある」ということなのではあるまいか、という気がしてきた。 ディオニュソスとしてではない、…

『詩人になるのでなければ何にもなりたくない』

ヘッセはそうしてドロップアウトして、 彼は大成した。 耳を研ぎ澄ますということは、母親の身体の中にいるということであり、夜闇の中にいるということであり、森の中にいるということであり、そこに属するということである。(bachundbruckner) そこでの…

『夏は老け』

9月になった。 世界の色褪せと疎外感がいよいよ増す。ゲームで気を紛らわせるのが今は一番の薬。そうでなくとも食欲と睡眠欲と性欲に支配される日々。 以下、どうでもいいこと。 ① AはBを聞く(聴く) ② AはBに属する 中世のドイツ語(中高ドイツ語)に…