「ある」ということの根源、謎。

 ハイデガーによるテーゼの1つ。

 あらゆる存在者のうちひとり人間だけが、存在の声によって呼びかけられ、<存在者が存在する>という驚異のなかの驚異を経験する。

 「存在の生起」あるいは「出来事」について、わかるようでまだわからない。